名画で楽しむ パズル塗り絵

名画で楽しむ パズル塗り絵の詳細

ほぼ１冊塗り終えたので、だいぶ興奮も冷めたので改めてレビューし直します。まず、出版物としては星１です。小説としたら誤字脱字だらけ、セリフまるまる１箇所抜けてるので読者の方でセリフを考えて先に進まねばなりません。そんな小説は返品ものですが、脳トレにはなります。ジグソーパズルだとしたら1000ピースとうたってるのに985ピースぐらいしか入ってないのがざらにあります。色見本が間違って指定されてるのも多々あり、巻末の解答を見ないで塗ってとありますが、見なくちゃとうてい仕上がりません。度々、例に上げてますがルーベンスの「三美神」なんて４色も入れ違いになってるので、仕上げた後に解答見たら涙が出そうになります。また、なまじ原画を知っているとアレンジがキツすぎて「あの美しい絵がこんなになったのか」と、また涙が出そうになります。古典を現代語に翻訳した本を読んで、悲恋ものがお笑いになってるようなそんな感じです。ずいぶんと誉めてたのに評価変わった！と思われるでしょうが、ブティック社の「3Dパズル塗り絵」の完成度が比べ物にならないぐらい、製本としてもパズルとしても上出来なので、本当に夢から覚めたような気になっちゃったのです。ブティック社のパズルは、基本の12色あれば仕上がるものが多数ですし、もし、手元にぴったりな色がなくても似た色ならば解答を損なうことなく仕上がります。でも、こちらは似た色を塗ったことで一巻の終わりになることもしばしばです。その為、色選びから仕上がりまでがすごいストレスです。タイトル通り、色選び＆抜けた色を推理するので脳トレにはなりますが、色んなストレスがたまります。癒しにはなりません。以前の評価参考にしてくださった方、申し訳ありまん。